ちょ~かんたん!楽器なしでも30分でカホンが叩けるようになる!?

第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編

更新日:

皆さん、カホンという楽器をご存知ですか?
元々はペルー発祥の打楽器(パーカッション)で、木を使った素材で四角い箱型をしています。
その箱に跨って(座って)打面を叩くリズム楽器なんです。
以前からよくフラメンコなどで使われていたりしますし、今ではすっかり一般的な音楽でも使われるようになっているのでテレビやライブハウスなどでもよく見かけます。
日本の場合、カホンはアコースティックな音楽でのドラム代わりに使われることが多いかもしれません。
これが手軽でなかなか楽しいんですよね。
もちろん極めようすればとても奥の深い楽器ですが、カホンの打面は木(薄い板のようなもの)で出来ているので、例えば、コンガやジャンベなど他のパーカッションのように打面が皮のものより叩いた時の反動が少なく、初心者でも比較的叩きわけしやすいのも特徴です。
主観ですが(^^;)

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そこで今回は、【初めてカホンなどの打楽器(パーカッション)を叩く方】【近日中にライブで急いでカホンを叩かなければならなくなってしまった方】【ちょっとカホンを叩けるようになってええ恰好したい方(笑)】などに、カホンをドラム代わりのように叩くための独学練習法を動画付きで解説してみます。
全4回を予定していますが、まず第1回目は基本的な練習方法と8ビートの叩き方です。

それでは【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】の始まり~!

1.まずは楽器を準備!!・・・・しなくても大丈夫です!
2.好きな曲のドラム部分をよく聴いてみよう!
3.右手と左手でゆっくり交互に叩いてみよう!
4.8ビートのドラムのバスドラム部分を意識して叩いてみよう!
5.追加で8ビートのドラムのスネア部分を意識して叩いてみよう!
6.更に8ビートのドラムのハイハット部分を意識して叩いてみよう!
7.8ビートの色々なパターンはバスドラムの違いで変化をつけよう!

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1.まずは楽器を準備!!・・・・しなくても大丈夫です!

「カホンの練習を始めるにはまず楽器を準備しなきゃ!」
と焦る必要はありません!
もちろんカホンを買って練習したほうがいいのですが、ここはひとつ楽器なしでも練習できる方法を試してみてコツをつかみましょう!
準備するものは、キッチンにあるテーブルや勉強部屋にある机、なんならイスの座面、もっと言えば自分の太ももでも大丈夫です。
が、あんまり太ももを叩きすぎても痛いのでテーブルかなにかにしておきましょう。
「いやいやいや今すぐカホンが叩きたいんだよ!」という方は、ぜひ購入しましょう。
完全に練習用だと割り切ってお手頃価格のカホンを選ぶか、はたまた音やライン出力などにこだわってそれなりの価格のカホンを選ぶか、なんなら自作するか?
ご自身の思うがままに決めちゃいましょう。
張り切ってカホンを買ったのに、なんとまさかの途中で挫折してしまった場合でもカホンはイスとしても使えますし(;´Д`)

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2.好きな曲のドラム部分をよく聴いてみよう!

バンドをやっている、もしくは過去にやっていた人は分かると思うのですが、バンドをやったことのない人やギターでの弾語りしかしてない人の場合、ドラムを意識して聴く事って少ないのではないでしょうか?
カホンをドラム代わりのように叩くためには、まずその曲の中でドラムがどのように鳴っているかを意識する必要があります。
ものすごく単純な話をしますと、その聴こえてくるドラムになるべく近い感じをカホンで再現してあげれば、もうそれで基本はOKなんです。
カホンをドラム代わりに叩く場合に参考にするドラムの基本的なリズムは「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」の三つの構成が基本です。
この「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」を腕二本とカホンだけでグルーヴを表現します。
※突き詰めていくと指も使うようなテクニックもあります

僕はドラム教室に通ったことがないのでもしかしたらドラム教室での常識なのかもしれませんが、この「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」をカホンで再現する考え方について、ドラムで分かりやすく説明している動画がYouTubeにあったので参照してみてください。

https://youtu.be/1MLGBuJMIng
※動画投稿者さま、もし問題があったらリンクを削除致しますのでご指摘下さい。

曲のコピーとかってドラムやカホンに限らず基本は全部同じだと思うんです。
それは「聴こえた音を自分の楽器や声で再現すること」。
それが出来れば、カホンなどの打楽器に限らずギターだってベースだって管楽器だってなんだって演奏できます。
いわゆる「耳コピ」というやつです。
あとは、その耳コピして演奏したクオリティが高いか低いかという問題だけです(^^;)

先ほどの「4拍子」の中に「8ビート」を置いて「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」をどのタイミングで入れるかの図を作ったので参考にしてみてください。
感じ方とか考え方のお話ですので、音楽知識的な細かい点はご容赦くださいませ(^^;)
第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビート編
「ワーンツースリーフォー」の中に「12345678」があってその「12345678」と同じようにハイハットの「チッチッチッチッチッチッチッチッ」でリズムをキープして「1泊目と3泊目」にバスドラムがあって、「2泊目と4泊目」にスネアドラムが鳴ります。

前述したドラム教室のYouTubeで「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」の音を覚えて、今後は曲を聴く時にドラムを注意深く聴いてみましょう。

3.右手と左手でゆっくり交互に叩いてみよう!

さあ、それではいよいよ実践編、カホンの叩き方です!
とは言ってもまずは基本の基本から。
「右手と左手でゆっくり交互に叩いてみよう!」
です。
そうです、テーブルをカホンに見立てて右手と左手で交互に叩いてみてください。
ゆっくりで構いません。
肩や腕の力を抜いて、なるべく一定のリズムで、叩く強さや音がなるべく同じになるようにゆっくりゆっくり。
こんな感じの叩き方です。


ゆっくりゆっくりから徐々にテンポを上げてみましょう。
こんな感じの叩き方です。


この時、手首を曲げてスナップを利かせるのはやめましょう。
基本は、肘から上をまっすぐにするような感じで叩きます。
こんな感じの叩き方です。

4.ドラムのバスドラム部分を意識して叩いてみよう!

さあ、一定のリズムで右手と左手交互に叩けましたか?
それでは、次はまずバスドラムの部分を意識しながらカホンを叩いてみます。
バスドラムの位置は、2の説明での図のとおり1泊目と3拍目ですね。
またゆっくりゆっくりのテンポでいきます。
右手と左手でゆっくり交互に叩きながら、1泊目と3拍目だけ少し強く叩きます。
こんな感じの叩き方です。


↑すみません、全然ゆっくりゆっくりじゃなかったですね(-_-;)
バスドラムの部分を強く叩いているだけで、叩く順番は最初から変わらず右手と左手交互です。

5.追加で8ビートのドラムのスネア部分も意識して叩いてみよう!

4で1泊目と3泊目に叩いたバスドラムに追加でスネア部分も強く叩いてみましょう。
スネア部分は2泊目と4泊目でしたね。
こんな感じの叩き方です。



これももちろん、バスドラムとスネアドラムの部分を強く叩いているだけで、叩く順番は最初から変わらず右手と左手交互です。

6.更に8ビートのドラムのハイハット部分も意識して叩いてみよう!

さあ!いよいよハイハットの部分です!
このハット(ハイハット)の部分はあまり目立ちませんが実は結構重要です。
メリハリだけを出すのであれば「バスドラム」と「スネアドラム」を各々必要な箇所で強調して叩けばいいのですが、ハイハットの部分はそこにいわゆる「グルーヴ感」みたいなものをプラスします。
これがまた色々アレでして、なんならこの「ハイハット部分」がほとんど鳴っていなくても、あるいはまったく鳴っていなくても、カホンを叩くプレイヤーによってはちゃんとグルーヴ感が出ていたりします。
これはなんと言うんですかねぇ、説明は難しいですが、叩かなくても全体からほとばしるグルーヴ感みたいなものが演奏から感じられるみたいな感じです(^^;)
が、基本はもし叩いていなかったとしても気持ちの中では叩いているほどの大切な要素だと認識してしっかり入れていきましょう。
とは言うものの・・・。
カホンの叩き方の場合、腕は二本しかないので、右手と左手を交互に叩いているとどうしても「バスドラム」や「スネアドラム」と被る部分が「ハイハット」には出てきます。
ドラムの場合は、足も使うので問題ないのですが。
しかもカホンの場合は、ハイハットのような金属音は出ません。
ですので、カホンの場合の「ハイハット」の役割はどちらかと言うと「ゴーストノート」に近いかもしれません。
ゴーストノートとは、鳴っているけど鳴っていない音、いや鳴っていないけど鳴っている音?
バスドラムやスネアドラムのようにはっきりとは鳴っていないけれど、実は小さいと音で意識的に鳴らされている音といった感じでしょうか?
僕がカホンを叩く場合は、ハイハットとゴーストの中間ぐらい、もしくは少しハイハット寄りの役目で叩いています。
ハイハット部分は、「バスドラム」と「スネアドラム」の合間にものすご~く軽く触るぐらいの感覚で叩きましょう。
これがグルーヴ感を出すのに大切な役割を果たします。
こんな感じの叩き方です。


7.8ビートの色々なパターンはバスドラムの違いで変化をつけよう!

【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】無事ここまで進めましたでしょうか?
本物のパーカッション奏者の方に叱られるかもしれませんが、「とにかくカホンをドラム代わりのように叩く!」事を前提にすると、ポイントは以下のようになります。
ポイント1:ドラムの「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」を再現するイメージでカホンを叩く
ポイント2:カホンの叩き方は、右手と左手交互に叩けば大丈夫
ポイント3:とにかく右手と左手を交互に叩きながら強弱で「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」を叩き分ける
ポイント4:同じリズム内でもバスドラムを叩く位置でパターンを変える
これでOKです!
あとはいわゆる「オカズ」がありますが、まあそれはおいおいってことで。
それでは【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】の最後に、8ビートのパターンをいくつかご紹介します。

■カホンでの8ビートのパターンその1(ドンタドドンタ)

■カホンでの8ビートパターンその2(ドンタドッドタッ)

■カホンでの8ビートパターンその3(シャッフルのような跳ねるリズム)

シャッフルのような跳ねるリズムも考え方は全く同じです。
跳ねないリズムの8ビートと同じ叩き方でただ跳ねているだけ。

いかがでしたか?
たったこれだけで、カホンで基本的な8ビートは叩けるようになったのではないでしょうか?
8ビートではない他のリズムでも考え方は一緒です。
まずは、自分がよく聴く曲やラジオ、テレビ、街角などで耳にする曲の「ドラム」をよく聴いて下さい。
その中から「バスドラム」「スネアドラム」「ハイハット」がどう叩かれていてどうグルーヴしてるのかを感じられれば、どんな曲にもカホンに置き換えて対応できるはずです。
また、これはパーカッショニストの斎藤ノブさんや他のプロの方々もおっしゃっていますが、その鳴っている音を口に出して表現してみるとわかりやすいです。
僕の場合は、バスドラムは「ドン」や「ドッ」、スネアは「タン」や「タッ」、ハイハットは「ツ」や「チー」などでイメージしています。
その口に出した音を整理しながらカホンに置き換えていけば自然に叩けるはずです。
というわけで、説明、プレイ動画ともかなり雑でしたが(^^;)
【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】はここまです。

時間のある時に今回の【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】の動画をひとつにまとめてYouTubeにアップしようと思っています。
現時点で、
【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法8ビートの叩き方編】
【第2回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法16ビートの叩き方編】
までできています。
今後は、
【第3回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法ワルツやらの3拍子の叩き方編】
【第1回ちょ~かんたん!30分でカホンが叩けるようになる独学練習法応用編】
を予定しています。
なるべく早めに投稿しますので、今しばらくお待ちくださいませ~。
それでは、楽しく素敵な音楽人生を!

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